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子供の自閉症の原因は母親にあるのか

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子供が自閉症だった場合、その母親の子育て方法が間違っているのだ、愛情が足りないのだと難癖をつける人が世の中にはいます。
ですが、実際のところそういった事実はなく、母親が原因でその子供の障害程度に影響が出ることはまずありません。
そもそも自閉症は先天性の発達障害であって、生まれてからの育て方云々で同行できる問題でもないのです。
もちろん、母親の立場からするとわが子が障害を持って生まれてくるのですから、何かしらの責任、罪悪感は感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、あくまでそれは気持ちの面の問題であって、実際のところ障害の有無に関して誰かが悪いのだと決めつけることはできないのです。
親もその子供も誰も悪くはない、あまり自分を追いつめることのないように、母親には個別のケアが必要になってくることもあります。

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わが子の子育てに関して一番接する機会の多い母親は、周りからの心無い言葉や行動に深く心を傷つけてしまうこともあります。
人によってはそれが原因でストレスが溜まり、精神的にかなり追い込まれた状態になってしまうのです。
もちろん、そうならないために家族や友人がフォローに回るべきなのですが、こうした子供の障害に関する問題はデリケートな内容なので誰でも気軽に相談できるというものでもありません。
そこでお勧めしていきたいのが、地域の保健師、もしくは専門の相談員により詳しい相談ができる窓口、相談センターです。
地域の定期検診でも簡単な発達検査、相談はできますが、子育てのストレスや悩みをより詳しく相談できる場といえばこうした施設、環境です。
状況に応じて的確なアドバイスを受けることができますし、そこから子供の検査、より詳しい診断等へとつながっていくこともあるのです。
子供の発達に関して不安があるという場合には、一人で抱え込むのではなくこうしたサービスを活用して負担を軽減していくことも大切です。

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