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自閉症の幼児との関わり方は

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自閉症の幼児との関わり方を考えるうえで、まず大事なのは症状の特徴を理解することです。
周囲の人がしっかりと症状の特徴を把握しておかないと、彼らと上手くコミュニケーションをとることはかなり困難になります。
基本的に自閉症の幼児はコミュニケーションが苦手です。
しかも言語の発達が遅れていることが多く、独自のこだわりを持つことも多いので、周囲との摩擦を招きがちです。
また行動に落ち着きがないうえ、いつもと違う環境に置かれるとパニックを起こすこともあるので、目を離すことができないのも特徴です。
このような特徴を持つ幼児と普段通りの関わり方をしても、上手くコミュニケーションがとれないのは当然です。
このような症状をもつ人に対しては、それに応じたコミュニケーションの方法がありますので、きちんとその知識と技術を身につけておきましょう。

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自閉症の幼児と関わる際には、相手がコミュニケーションをとるのが苦手というのが大前提です。
特に耳からの情報を理解するのは難しい傾向にあります。
したがってこのような場合、耳ではなく視覚に訴える手法が有効になります。
伝えたいことを絵にしたり、筆談の形式をとることで意思がうまく伝わることがあるのです。
また口頭で意思を伝えなければいけない時は、肯定的な表現を用いて簡潔に伝えましょう。
否定的な表現だと言葉の意味が伝わらないことがあります。
して欲しいことをわかりやすく指示する感覚が大切になるのです。
もちろん自閉症だからといって、何も覚えられないわけではありません。
いつもと同じ環境で経験を積めば、他の幼児と同じようにトイレや食事をすることも可能です。
ただし応用はききません。
環境が変われば普段できていることもできなくなりますので、その都度お手本を見せて教えてあげるようにしましょう。

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