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自閉症やてんかんは遺伝するのか

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自閉症患者には、てんかんを持っている人も多いです。
実際に、自閉症患者のうち10人に1人から3人の割合で、てんかんを持っているとされています。
ちなみに、自閉症は遺伝性の高い発達障害としても知られていますが、てんかんは基本的にはそうではありません。
そうではあるものの、この2つには共通する細胞が存在していることが研究で判明しています。
そのようなことからその因子を持っていることでこれらを併発してしまうということです。
また、特発性てんかんという種類のものは、治療を行うことで治すことが可能ではあるのですが、こちらは遺伝することが多いものであると考えられており、気づき次第早期の治療が必要であると言うことが出来ます。
また、幼少期に発作が多くても、大半は大人になると自然に発作を起こさなくなることが多いので心配する必要もありません。

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それでは、自閉症患者のてんかんの対処法はどのようにすれば良いのでしょうか。
これに関しては、自閉症患者でなくても同様の方法で対処することが可能です。
まず、発作を起こしたら、安全な場所に移動させ、安静にするようにしましょう。
この時に、突然のことなので驚いてしまう人も多いですが、この時に身体をゆさぶったりして刺激を与えることは逆効果になってしまうので決してしないようにしましょう。
また、この時に、医師に報告するために、発作の痙攣がどれくらいの時間起こっていたか、時間を把握しておくようにしましょう。
時には嘔吐してしまうこともありますが、この時は、嘔吐物で窒息しないように顔を横に向けてあげることが大切です。
あまりにもひどいものであると、発作がおさまってもまた起こることもあります。
この場合はすぐに病院へ行くようにしましょう。

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