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引きこもりの原因は自閉症スペクトラムかもしれません

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「自閉症スペクトラム」という言葉を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
これは、社会的・コミュニケーション・行動に障害が見られる状態のことを言います。
自閉症スペクトラムの人は、そうではない人とは異なった考え方や行動をすると言われています。
自閉症スペクトラムはいくつかのタイプに分けることが出来ますが、主な症状としては、コミュニケーション能力・想像力の障害、人間関係を築くことが困難ということがあります。
人間関係を築くことが出来ず、社会に溶け込むことが難しい、他人とのコミュニケーションが苦手という症状が見られることが多く、友人関係を築くことが出来ない、仕事が続かないなど知らず知らずのうちに生きにくさを感じてしまうこともあります。
そのため、場合によっては引きこもりになってしまうこともあります。

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自閉症スペクトラムは、発達障害という脳に原因のある病気です。
そのため、治療を行ったとしても完全に治るということはありません。
しかし、人との関わりの中で、コミュニケーション能力を高めたり、自身の考え方を見直すなどを行うことができるようになる可能性はあります。
既に引きこもりとなっている場合でも、周囲の理解と協力により、社会生活に復帰することが出来ることもあります。
そのためには、家族などの身近な人の協力はもちろんのこと、必要に応じて公的機関や医療機関へ相談し、適切な治療を受けるということも大切になります。
自閉症スペクトラムの社会的認知度は、以前に比べて高くなってきており、理解も以前よりは広がってきています。
自治体によっては、専用の相談窓口が設置されている場合もありますので、活用してみても良いでしょう。

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