MENU

自閉症スペクトラム症状の特徴と小学生になった時に親が出来る事

スポンサーリンク

自閉症スペクトラムとは、発達障害の中のグループの一つです。
生まれつき、社会性やコミュニケーションや想像力に障害がある事が多く、日常生活を送る上で、周囲の人の支援や配慮が必要です。
一概に自閉症スペクトラムと言っても、自閉の程度や知能の程度は様々で一人ひとりの障害の程度に合わせて適切な対処をしていく事が大切です。

 

程度の差はありますが、自閉症スペクトラム症状の特徴は、三つあります。
一つ目は、視線が合いにくく、仕草や表情が不自然で友達が出来にくい等、社会生活の中で人との関係を作ることが苦手という点です。
二つ目は、言葉の遅れや欠如がある事が多く、言葉の反復やイントネーションが独特で、相手との意思疎通を図ることが難しい点です。
三つ目は、パターン化した物に異常にこだわったり、決まったやり方への執着が強く融通が効かない点です。

スポンサーリンク

自閉症スペクトラム症状を、親が早期に発見し専門家の指導の下で療育を受ける事で健常児と同じ様に社会生活を送る事ができるケースもあります。
小学生になる時には、特別支援学級にするか通級を利用するかを、親が専門家の意見を聞きながら判断し、子供にとって望ましい選択をする事が大切です。
自閉症スペクトラムの中でも知能が正常の場合、小学生になってから障害の可能性を指摘される事もあります。
小学生になると、本格的な集団行動や学習が始まり、特徴的な症状が目に付く事が多くなるからです。
その場合は、決して焦らず早めに受診し学校側と相談し適切な対処法を考えていく必要があります。
基本的には、健常児と同様にできた事を褒め長所を伸ばしていく指導を行っていきます。
無理強いや叱責には、健常児以上に敏感なので、パニックを起こしこだわりが強くなり悪循環に陥りかねません。
人と同じ様に出来なくても、周囲の人はゆったりとした心で見守る事が大切です。

スポンサーリンク