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赤ちゃんの甘える行動の観察と自閉症スペクトラムの兆し

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発達障害や自閉症についてメディアなどで取りあげられる機会が多くなり、以前より珍しいことではなくなって来ました。
世の中の認知度が上がると同時に子どもを持つ親の中には「我が子ももしかしたらそうではないか」と心配する人も増えています。
待ちわびた子どもの誕生は嬉しいものです。
親となった日から愛情を注いで育てるでしょう。
日々の成長の中に喜びを感じると同時に疑問に思うことも出てきます。
寝てばかりだった赤ちゃんもだんだんと起きている時間が長くなり、親や接する人に甘えることを要求するようになります。
分かってくるがゆえに人見知りもするようになります。
もちろん甘える要求には個人差がありますが、まったくと言っていいほど親や人に興味を示さない赤ちゃんがいます。
目が合ってもそらしてしまったり、誰があやしても無表情でいることが多かったりすることがあります。

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子どもがもう少し成長すると絵本を指差して言葉を発したり、人に向かってバイバイをするようになります。
ところがいつまでも指差しや言葉がなかったり、バイバイの手が内側に向いているようなことが続く場合は気をつけて観察した方がよいかもしれません。
これらの症状は自閉症の幼児期に見られることがあります。
幼稚園など集団生活が始まると座って話が聞けなかったり乱暴で友達と仲良く遊べないことが目立つ子がいます。
このようなことがいつも起きて先生がお手上げ状態になるようであれば多動を伴う発達障害の可能性があります。
生まれながらの脳の機能の障害は症状が1つだけということは少なくさまざまな特性が合わさっていて自閉症スペクトラムと言います。
自閉症スペクトラムは専門機関での診断でわかります。
あまりにも疑問に思うことが多すぎたり月齢が近い子どもとの違いが目立つ場合は受診するのもよいでしょう。
万が一診断がおりた場合は早期に療育などの対策が始められます。
悲観的になることなくその後の人生を前向きに歩んでいくヒントが得られます。

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