ダウン症と自閉症の併発
ダウン症と自閉症は全く異なる病気でありダウン症は染色体異常により発症し、自閉症は脳機能の異常が原因で発症すると言われております。
そして症状も全く違うもので、ダウン症は特徴的な見た目、知能や運動能力の遅れ等です。
そして自閉症は知的能力の遅れ、コミュニケーションが上手くとれない、強い拘り、パニック、一つの物事に対して強い執着がある等です。
この様にこの2つの病は原因から症状まで全く異なる病だという事が分かります。
しかし稀にこのダウン症と自閉症が併発するケースがある事が分かっています。
この二つの病に共通する症状は知的能力の遅れですが、それ以外にこの二つの病の症状が組み合わされている事が明らかになった場合には併発している可能性が考えられるのです。
しかしこの併発を正確に診断する事は非常に難しくなります。
スポンサーリンクまずこの場合に見られる特徴とは、ダウン症の特有の症状の中に自閉症の特徴的な症状が含まれます。
特徴的な見た目、発達の遅れの中に強い拘りや一つの物事に対する強い執着心を見せる等です。
この様にこの二つの病が併発する事は非常に稀でもありますが、実際にこの様なケースがある事も事実です。
そしてこの症状は、生活環境の中で気付く場合も多く、この二つの病の違いに対する知識を持っている親が異常に気付くケースが殆どです。
そして病院での診断が難しいと言う理由はこれらの症状が明らかに組み合わさっていると判断しなければならない為です。
この二つの病の特徴が強くあらわれている場合には診断を行う事が可能となりますが、疑われるぐらいでの症状では診断が難しくなります。
そしてこの二つの病が併発する事は無いと考える医師も存在します。
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