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逆さバイバイと赤ちゃんの自閉症の関係について

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自閉症と一口にいっても、症状は様々です。
今では重度の患者から、普通の人とほぼ変わらないような患者までを連続体として捉える、自閉症スペクトラム障害という考え方をされることもあります。
自閉症と考えられる赤ちゃんの行動には、様々な特徴がありますが、特に寝ることや笑うこと、そしてバイバイと手を振るといった行動などでは、この病気ならではの特徴が見られます。
一般にこの病気は大人子供を問わず、睡眠障害があると考えられています。
睡眠障害といえばつい不眠を連想しがちですが、過眠ということもあります。
特に赤ちゃんの場合は、一日中眠っているといった例もあります。
特に刺激に敏感で、そのため疲れやすいということが過眠につながるともいえます。
また笑うという行動に関していえば、この病気の赤ちゃんはあまり笑わないといわれることがよくあります。

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しかし実際には、よく笑う子も結構います。
これは自分の家族と他人の区別がつかないため、誰に対しても笑顔を向けるといった傾向があるようです。
またよく笑う場合は往々にして感情の起伏が激しく、急に泣き出したり、あるいは誰にでも話しかけたりということもありますので、笑わないことすなわち自閉症であるとはいえません。
それからとりわけ顕著な例として、逆さバイバイというのがあります。
これは相手に手を振るのではなく、自分に向けて手を振るのでこのように呼ばれています。
ただしこれも1歳ごろまでの赤ちゃんの場合は、まだ逆さバイバイをすることがありますので、必ずしも自閉症であるとはいえないのです。
ただし、ある程度大きくなってからでも逆さバイバイをする、あるいはかなり大きくならないとバイバイを始めないという場合は、発達に何らかの異常があると考えていいでしょう。

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