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自閉症の子におススメの絵カード、その具体的な作り方のポイント

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自閉症の子供、もしくはその傾向にある子供の場合、人の話を聞いて行動するという行為が苦手なケースが多くなります。
どうしても耳から聞いた情報と実際の言動とが結びつかず、保育所や幼稚園、小学校などの集団の中でうまく対処できないこともあるのです。
もちろん、これは自閉傾向のあるお子さんのごく一部に当てはまる症例であって、すべての人にこの傾向がみられるというわけであはりません。
ですが、視覚が優位になりやすい自閉症の子がよりスムーズに行動できるようにするには、まず絵カードや現物を見せて次の行動に移らせるということも大切になってくるのです。
小さな子供であればあるほど、言葉ともの、行動がうまく結びつかず戸惑う場面も多くなります。
そうなると周りの人間に影響を当たるだけでなく、自閉症の子本人がひどくストレスを抱えることになるので、こちらから何かしらのアプローチをかけてあげることが大切です。

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では、具体的に視覚からアピールしていくにはどうしていけばいいのでしょうか。
まず、最も手軽なのは現物を見せていく方法です。
お菓子やおもちゃ、洋服など、次の行動に移る際にその現物を見せていけば、自閉症の子でもそれを理解した上で行動に移ることができます。
この段階である程度理解が進んでいる場合には、次に絵カードが有効です。
絵カードの作り方は出来るだけわかりやすく、その子の理解度に合った絵柄を選んでいくことが大切です。
変にデザインにこだわる必要はなく、一目で次に行う言動がわかるようにすること、より子供がとっつきやすいような絵柄になっていること、これが大切なポイントとなってきます。
もちろん、その子の特性によって多少内容は異なってくることもありますが、絵柄に関しては実際に施設や療育の現場で使用されているマーク等もあるのでこれを機にチェックしてみるのもおすすめです。

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