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自閉症の症状と自傷行為への対応

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自閉症は何かをきっかけに発症したり、トラウマや嫌な事があったからといって自分の殻に閉じこもってしまう病気ではありません。
自閉症は産まれる前に胎内での中枢神経系の発育に問題が生じた事が大きな原因だと考えられます。
しかし今の段階ではっきりとした発症の原因はわかっておりません。
症状としては周囲とのゴミュニケーションの困難、言語発達の遅れ、限定的な興味の対象と動作の反復性の三つの特徴があり3歳頃までに症状が現れてきます。
周囲とのゴミュニケーション困難は相手の気持ちをうまく理解できない。
乳幼児期に親が寄って手を差しのべても抱っこして欲しいという意思を見せない、目で合図を送らない、笑わないなどの特徴があります。
言語発達の遅れは言葉を発さない、言葉を覚えるのが遅い、言語発達にかなりの遅れを生じてしまいます。
またそれを補える身振りや手振りをすることも得意ではないです。

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限定的な興味の対象と動作の反復性についてある一つのものにだけ興味を持ち、特定の動作を繰り返す特徴があります。
その中でも自傷行為は最も痛ましい行為です。
頭をひたすら打ちつける、手を噛む、過度に体をこすりつけるなどがよく見受けられます。
自傷行為を行う理由は欲求不満やイライラを解消するための行動であるとの説もありますがこれも詳しい原因はわかっていません。
対応方法としては自傷行為をするには何か訴えたい事があると考えますのでまずはどんな状況で起こったのか、何か不満なものはなかったのかをよく考えてその原因となるものを離すようにしましょう。
言葉がわかる年齢になっていると思いますので落ち着くように側に寄り添って伝える事、大きく息を吸って落ち着くように伝えて、気持ちを落ち着ける事。
対応する方も根気強く接するようにしましょう。

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